あずまんが大王における真の主人公とは? 〜第三次ともちよ戦争(決着編)

前編を読んでいない方はそちらからお読みになることをお勧めします。)

ちよ:「ということで 私たち二人が主人公らしいですよ?」
とも:「…」
ちよ:「どうしたんですか?」
とも:「主人公は二人もいらねーよ。」
ちよ:「?」
とも:「どっちかひとりにしなさい!」
ちよ:「わっ おこられたですよ?」

というわけで、決選投票をしないといけなくなりました。

よみ:「ここはデータに基づく客観的資料が必要だな。」
榊 :(主人公はちよちゃんに決まってる、、、)
大阪:「それだったらええページがあるでー わたしのファンページなんやけどなー」
よみ:「おい。よく読んでみろ。自己紹介ページの中には私のファンだと書いてあるぞ。」
大阪:「えー? そうなん?このページの作者もよみちゃんファンて言うてるし、よみちゃんもてもてやなー」

ということで、「あずまんが帝王」様の中のコンテンツ、「あずまんが大王研究室」より
許可をいただきましてその貴重なデータを使わせていただきます。


ちよ:「わ、すごいですねぇ」 (あずまんが研究室を見て)
とも:「よくしらべたなぁ」
よみ:「この結果を見るにだなぁ、、、1、2巻トータルでちよちゃんの登場回数が698、
   ともの登場回数が610 ということで、登場回数の多さでちよちゃんが主人公だな。」
ちよ:「え、そうなんですか?う、うれしいです。」
とも:「まてまて!納得いかーん! (今は無いけど)同じ研究室にセリフの数を数えたページがあったんだ。」
とも:「その数値はほんのちょっと私のほうが多かったの! だから主人公は私!」
よみ:「まて。それは単に あんたうるさい を証明してるだけじゃん?」
大阪:「なぁなぁ。 グッズの数では私が一番多いとちゃうの? メモ帳とか、うちわとか」
とも:「却下!」
大阪:「えー でも埼玉県のためにポスターにもなってんよ?」
とも:「それには私も出てるだろー」

よみ:「まてまて。 せっかくコマ別の出演数まで数えてもらってるんだから、データは有効に活用しないとな。」
(よみしばらく手元のノートパソコンをいじる。)

よみ:とりあえず各人の各コマ別の出演傾向をグラフにしたんで見てもらおうか。

よみ:まず私から行こう。(右の解説を読むためにある程度幅を広げてください)
 
私の出演傾向において特徴的なのは、1巻目。3コマ目の少なさと、4コマ目の多さだな。 これは私が突っ込みキャラであることを如実にあらわしていると思うんだ。 前3コマまでで皆がボケたところに4こまめで私が出てきて突っ込む。
そして2巻目の出演傾向は 1コマ目の異様な少なさだな。 これは話を始めるきっかけのキャラになっていないということだ。
結局私は、受け、突っ込み型のキャラクターであるということがこの出演コマ数から分かるわけだな。

とも:うおー すげー
大阪:よみちゃんよ−分析しとーなー

よみ:つぎ。榊さんね。
 
榊さんのグラフの特徴的なことは4コマ平均的ということだ。
これは出演するとほぼ4コマ連続出演していることになるな。ただし、他のキャラとの絡みが少ないのも特徴だ。
つまり榊は独立独歩型、自己完結型の出演をしてるということになる。
その絶対的な出演数の少なさのわりに存在感があるのは、大きな体(および胸?)もともかく、独演による注目度の高さがものをいっていると思うな。

榊 :

よみ:次は大阪だ。
 
彼女が特徴的なのは 1コマ目と4コマ目が多くて中央(2,3こまめ)がへこんでいるおわん型の出演パターンなわけだ。
つまり話を始めるきっかけに出てきて、結末にまた出てくるという。問題提起型の出演というわけだな。
いきなり疑問を投げかける性格がここに出てきたものと考えていいだろう。

大阪:ふーん。そうなんか。(私としてはおわん型の胸がほしいな。)

よみ:そしていよいよちよちゃんと、ともの分析に入るわけだが…
 
 
二人のグラフの形を比較すると、面白い対比を見せる。
まず1巻でのちよちゃんの出演パターン。 だんだんと後半のこまになるにつれ出演回数が増えてるのが分かるだろ?(ちょっと3コマ目引っ込んでるように見えますが、おおよその傾向ということで)これが主人公型の出演パターンといえるな。 とにかく話に出てきて、絡んでくるというわけだ。
それに対し2巻でのちよちゃんは波型になっているな。つまりどこかで一度引くような出演パターンなわけだ。いわばサブキャラ型とも言えるな。

よみ:これを頭に入れた上でともの出演グラフを見てほしい。
 
 
先にも述べたように出演回数が直線を描いて増えるのが主人公型。曲線を描くのがサブキャラ型としよう。ともは1巻ではサブキャラ型の曲線を描いているが、2巻できれいに直線型になってるじゃないか。見事すぎるぞ。とも。
まあ、これはともの押しの強さ、でしゃばり傾向を表しているわけだな。

大阪:うわ。ほんまや。
神楽:ふんふん。

よみ:つまり、1巻における主人公はちよちゃんで、2巻における主人公はとも と役割が変わったと言えるんだな。
最初は子供高校生というちよちゃんの特異性が話のネタになりやすかったのだが、
皆になじんで(読者的にも)その特異性が目立たなくなってきたので、
結局暴走型で周りをかき回すエネルギーの固まりタイプのともが話を作りやすくなってきたということだろう。
まあ、2巻においてはちょっと引いたというちよちゃんの奥ゆかしさに対して、単にでしゃばりたいともの
ずうずうしさが見事に強調されてるということだ。

とも:よみー なんか私にうらみ持ってないか?
よみ:いや別に?
神楽:ほぉー

全員の出演グラフをまとめてみるとこうなる。
 

(このグラフにかぎらず、全般的に縦軸のレンジが違うのはご愛嬌)

よみ:全体的に見ても、ともとちよちゃんの出演回数が多いのがわかるな。
神楽:なぜ私がいない?
とも:あんた2巻からの出演じゃん。

よみ:つまり1巻の主人公はちよちゃん。2巻の主人公はともという結局ダブル主人公説が成り立つわけだな。
ちよ:一勝一敗ですか?
とも:でも今の主人公は私だもんねー
ちよ:
よみ:(あ、ちよちゃんがひそかにむかついてる。対抗心を燃やしてる?)

ちよ:9月10日には3巻が出るから…
とも:この結果がどう変わるか楽しみだな (数える人ってやっぱりWATARUさん? 爆)
 

神楽:「ところで、主人公になるとなんかいいことあるのか?」
よみ:「…」(腕組みして考える)
よみ:べつにないな。」
 

※このテキストを作るにあたりこの大変な統計を取ったWATARUさんへ多大な感謝をいたします。
 他にもすばらしい統計(競演率)などがありますので、皆さんぜひともWATARUさんのページを訪れてみてください。
 この統計に関する賞賛はWATARUさんのページの掲示板などへどうぞ。

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